GP Phoenix

会社のリフレッシュ休暇を使って遠征。
本当はPTに合わせてリフレッシュ休暇を使いたかったけど、残念ながら参加権利を獲得できなかった為、休暇の取得権利が消滅する前にGPへ行くことにした。GP京都は今の所参加しない予定である為、GP出たい欲が出たことも遠征を後押しすることになった。

■15日（木）
夕方に日本発、ロサンゼルスで乗り継いで夕方に現地着。モーテルまではタクシーは使わずにバスを使って節約できた。無事モーテル（写真上）に到着してチェックイン。部屋のアメニティが充実していなかった（石鹸しかない）ので、バス停近くで見掛けたサークルKまで歩いていくものの、歯ブラシやシャンプーは置いてなくて、買い物カゴさえも無くて、仕方なくビールやつまみや水を両手に抱えて会計して戻る。モーテルのフロントに行ったら歯ブラシは無料でくれた。シャンプーは自販機にあるよと言われたけど品切れだったので、頭も石鹸で洗う羽目になってしまった。バストイレ一緒なのだが、バスの外側に排水溝が無くて、バスから出た水で床は水浸しになってしまうこの構造は何とかならないものかと毎回思う。長旅の疲れもあって、時差は関係なく眠りに就くことができた。

■16日（金）
会場まで歩いて1.6マイル（約2.6km）なので、最初は歩いていくつもりだったが、バス亭が近くにあることが分かった為、バスで行くことにした。日本と違って、料金は先払い制で、料金はどこまで乗っても$2。分かり易くてよい。会場には11時過ぎに到着し、ラストチャンスGPTに参加。

R1　青白コンロトール　○××
G1は相手が遅刻してゲームロスから、G2・G3は普通に負けてしまったけど、ゲームの感想とか日本から来たこととか色々と話していたら何故だかトスってくれた。
R2　黒赤虚ろな者　D○×○
R3　バーン　D×○×
3没。

このGPTに参加していたTさんと知り合い、暫くフリプした後、デッキリストを提出して晩飯へ。ギネスビールを頼んだ後、フィッシュ&チップスを頼んだはずなのだが、スナック菓子のような味のしない煎餅状の食べ物が大量に出てきて、3個くらい食べてすぐに飽きてしまい、半分くらい残した。アメリカのメニューにも絵ヅラを付けて欲しいものだ。事前の下調べによると、バスはもう走っていない時間だったので、タクシーでモーテルへ向かう。晩飯があまりにも微妙だったので、小腹を満たしに再びサークルKへ。道中バス亭に座る25セントくれくれおじさんに遭遇するも、行きと帰りで計2回、愛想良くスルーした。

■17日（土）
GP本戦。参加者は1200人くらいとの情報。会場は広々していて天井も高いし、人口密度も日本GPに比べるとかなり低い。紙のペアリングを見るには、外人はみな体格が良いので、なぎ倒されない強靭な足腰が必要だが、チャネルのサイトにペアリングが出るので、座席を見つけるのもラクであった。

使用デッキは赤緑トロン。メインの除去に稲妻を採用。ブレストから入った神ジェイスを対処可能であることが主な採用理由。今GPの裏テーマ（稲妻で神ジェイスを何体屠れるか）でもある。

R1　Bye
R2　Bye
R3　5C死の影　P×○×
G1をダブマリで落とし、G3は相手ブンで負け。
R4　緑単トロン　P○×○
G1は相手の先出しカーンを稲妻で対処した後、土地10枚からウラモグ出して勝ち。
R5　エルドラージトロン　D×○×
G3は相手ナチュラルトロンからカーンで負け。
R6　ジャンド　D○×○
R7　ジャンド　D○××
G2ダブマリ、G3トリマリで負け。こちらのダイスを断りも無く使用されたので、説教してやればよかったのぅ。

3敗してドロップ。相性やや有利な相手に負け込んでしまい、ツイてなかった。Tさんは寝坊でR3ノーショウ負け後、振わず初日落ち。

その後は地球の歩き方に載っていた地元のピザ屋で晩飯（写真中）。店まで行く途中に地元の3人組とすれ違う際、3人組の1人が道の凸凹に引っ掛かって靴が脱げてしまい、この道は靴が脱げるから気を付けろ的なアドバイスをもらって、当然引っ掛かることはなく、日本から来たということを話したら何故だか握手して別れた。晩飯後はテクテク歩いて帰宅。帰りの道中で25セントおじは見掛けなかったが、飛行機の騒音により一睡もできなかったorz

■18日（日）
PTQに参加。130人くらいいるのにスイス6回戦。シングルエリミと変わらん仕様だったが、勝ち点によってプライズチケットを貰える量が変わる。

R1　ジャンド　D○×○
R2　緑単トロン　P○××
R3　トリココントロール　D○×○
R4　親和　P○○
R5　青赤ブリーチ　D××
R6　5C人間　ID

2敗してトップ8の目が消えた為、最後はIDして終わり。その後、マスターズ25thドラフトやって、決勝でTさんに負けたが、抹消者・白黒土地Foil・黒緑土地と確保してペイはした。晩飯は再び地球の歩き方に載っていたお店へ。シンプルにSTEAK $17と書かれていたものをオーダーしたのだが、写真下の手前の2品が出てきてこれだけでお腹一杯になり、サラダはほとんど食べられなかった。この日も腹ごなしに歩いて帰宅した。


海外GPは約3年ぶりだったが、PTと同じで対戦前に握手して「Good luck」と声を掛けて、対戦後も握手して「Good luck next game」と声を掛ける文化は、勝っても負けても非常に気持ちのよいものであった。